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登場!ミツバチ用のマクドナルド

世界最大手のファストフードチェーン、マクドナルド。現在約3万5000店を超える店舗が約120か国に存在すると言われています。そのマクドナルドが、今回スウェーデンに「世界最小のマクドナルド」をオープンしたと『Exciteニュース』が報じています。

店舗名は「マックハイブ(McHive)」。ハイブとはハチの巣を意味する。そう、そのお店はミツバチ専用に作られたものなのです。

5月20日は「World Bee Day(世界ハチの日)」ということで、スウェーデンのマクドナルドはクリエイティブ・エージェンシーNORD DDBと協力し、ミツバチのためのミニチュアマクドナルド店を完成させたのでした。

ところ変わって、アメリカにもこんなオモシロ店舗が存在します。ニューメキシコ州ロズウェルにあるマクドナルドの店舗は、何とUFO型なのです。

ロズウェルは、1947年にエイリアンの乗ったUFOが墜落したとされている地。そのロズウェルのダウンタウン北大通り720のUFO型マクドナルドでは、ドナルドも宇宙飛行士の格好だとか。内装もまるで宇宙船の中にいるような気分になれるように作られているそうなので、一度行ってみたいものです。

また、ノースカロライナ州アッシュヴィルの、鉄道王ジョージ・ワシントン・ヴァンダービルト・ビルトモア・エステートの店舗は、世界一豪奢なマクドナルドと言われています。歴史的なビルトモア・エステートの雰囲気に合うように改築され、小型のグランドピアノ、レッドオークのテーブル、錬鉄製の手すり、ゴールドリーフの暖炉などが置かれています。従業員も黒いベストにボウタイといういでたちを義務づけられ、上流風な雰囲気をかもしだしているのです。

一方、中国・広西チワン族自治区陽朔県にある店舗では、急速に増えているロッククライマーやバックパッカーたちのために「山岳マック」とでもいうべき店舗が建てられています。山に囲まれた小さな町の風光明媚な場所で、中国の仏塔に囲まれてハンバーガーをほおばるのも、また『おつ』なものかもしれません。

ちなみに「マックハイブ」は、5月21日にミツバチ保護支援の資金を集めるために競売に賭けられたそうで、そのアイディアに脱帽です。世界を制覇するフランチャイズ王は、ローカル性と遊び心をうまく取り入れながら、進化しているようです。