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ロボットが働くカフェ現る

ついにこの時代がやってきた!

ロボットが働くカフェが、東京にお目見えしました。

『シブヤ経済新聞』によると、ヒューマノイドロボット「Pepper(ペッパー)」などのロボットを導入するカフェラウンジ「Pepper PARLOR(ペッパーパーラー)」が、12月、「渋谷フクラス」にオープンしました。

ソフトバンクロボティクス(港区)の経営で、同社が目指す「人とロボットの共生」を体験できる空間として、ロボットが人と一緒に働き、エンターテインメントの提供を図ります。

グリル料理やコーヒーなどを提供しますが、何と言っても売りは働くロボットでしょう。

注文の手伝いをしたり来店客と相席して遊んだりするペッパー、メニューのコンセプトに合わせて世界のさまざまな国をイメージしたダンスを披露するヒューマノイドロボット「NAO」、営業終了後に床を掃除するAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」を導入するとのことです。

また『PR TIMES』によると、2019年12月9日~15日には、「WIRED SHIBUYA」において分身ロボット「OriHime」が活躍しました。

仕掛け人は、「あらゆる人たちに、社会参加、仲間たちと働く自由を」をヴィジョンとする株式会社オリィ研究所。ALS等の難病や重度障害で外出困難な人々が、同研究所が開発・提供を手掛けた分身ロボット「OriHime」を遠隔操作することで、サービススタッフとしてカフェを運営いたします。

「本プロジェクトは、『動けないが働きたい』と思う人々がいることを知っていただくことと共に、人々の社会参加を妨げている課題をテクノロジーによって克服していくための試みとして、社会そのものの可能性を拡張していきます」と報じられています。

海外では、ひと足お先に5月にモスクワで開業したコーヒーショップ「モンティ・カフェ」は好評のようです。

タッチパネルで注文すると、ロボットがお好みのコーヒーを作ってくれます。『日経新聞』によると、ロシアの技術者が開発し、フランチャイズチェーン(FC)方式での本格展開を目指すとのこと。

1号店のコーヒーは1杯60ルーブル(約100円)で、同じモールで競合する飲食店のほぼ平均で、気軽に楽しめる価格にしたのだそうです。

インスタグラムなどで話題を集め、1日に約150杯を販売。今後は、専用アプリと連動して、ラテアートに顔写真を施す機能も導入予定とのことで、楽しみはさらに広がりそうです。