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コワーキングスペースFC

使われなくなった場を、コワーキングスペースに!

「co-ba(コーバ)」と呼ばれるコワーキングスペースが全国各地に広がっていると、7月11日付の『リフォーム産業新聞』が報じています。

現在15カ所で運営され、7月には新たに2カ所、秋頃にはもう一カ所増え18拠点になるそうです。プロデュースするのはツクルバ(東京都目黒区)です。早速ツクルバのウェブサイトを覗くと、こうあります。

「2011年8月、創業者の村上浩輝(CEO)・中村真広(CCO)によってツクルバはスタートし、『人と人、人と情報が交錯する「場」をつくりたい』という想いから社名を『ツクルバ』と名付けました」

「ツクルバにとって会社とは、「場の発明を通じて、欲しい未来をつくる」というミッションを共有しているコミュニティそのものであり、社員とはそのコミュニティの文化を共に生み出すメンバーなのです」というのですから、新しい会社観を提案していると思いませんか?

さらに、文面は続きます。

「『co-ba』『hacocoro』『cowcamo』の3つの自社ブランドを、ユーザーとともに大きな樹に育てていきながら、『働く』『集う』『暮らす』を横断した生態系にしていきたいと考えています」
「一方でこの森の足元には、大きな樹にならずに切り株になってしまったものもあります。たとえ実験的な取り組みが失敗に終わっても、切り株から新しい芽が生まれていく。失敗を恐れずアクションし、アイディアが切り拓く未来を我々は信じています。自然界における動的平衡のように、変化しながら続いていく活動体をツクルバは目指しています」

とても有機的な文面に、ワクワクしてきます。

再び、『リフォーム産業新聞』によると、2011年に渋谷に「co-ba shibuya」を開業したツクルバ。元々はただのオフィスだったが、これを共同で仕事ができるデスクを置いたり、本棚を作ったり、フルリノベーションしたとのこと。メインの会員プランは、利用料金一人月1万5,000円で、フリーアドレス席となっており、空間内の空いている一席を利用できるのだそうです。

ツクルバは、このコワーキングスタイルを全国に根付かせようと、フランチャイズ制を採用しています。たとえば、岐阜県高山市の「co-ba hidatakayama」は元印刷工場をリノベ。島根県の離島、海士町では、元保育園を活用しています。

新商品を次から次へと展開するのではなく、使われなくなったものを再活用してつくる新しい場。とても21世紀的なフランチャイズの動向に、目が離せません。