FCをもっと知ろう!

成長株となるか、シルバー・フランチャイズ

高齢者向けの配食サービスを手掛ける「シルバーライフ」が、10月25日に東証マザーズ市場へ新規上場しました。

『Kabutan』によると、自社や仕入れ先の工場で製造した調理済みの食材をフランチャイズチェーン(FC)加盟店に販売。FCは、現在、約560店あるとのこと。販売先は老人ホームなどの介護施設にも広がっており、他の配食事業者の販売する冷凍弁当を自社工場で製造し、卸販売を受け持つ事業も展開しているそうです。

今年10月18日付けの『日経新聞』が、清水貴久社長に取材しており、「他社に比べた強みは?」という問いに、以下のように答えておられます。

「FC店との強いネットワークと、配食に特化した工場を持っているのが強みだ。自社の関東工場で幅広い商品を生産できる。毎日食べても飽きない日常食を提供しているため、多様なラインアップが必要となる。そのため、多品種多生産を可能性にする工場が大きな役割を果たしている。利用者が1食からでも注文できたり、前日までキャンセルOKだったりするのも特徴だ」

また、「上場で調達する資金はどう使いますか?」という問いには、「ほぼ全てを設備投資に充てる。食品製造工場の第2拠点の建設を計画しており、規模は関東工場の約4倍になりそうだ。高齢者向けの配食サービスの市場は今後も拡大が見込めるため、生産能力を高めていく」とのこと。

厚生労働省によると、2017年の後期高齢者の人数はおよそ1,500万人、2025年には2,000万人を超え、日本の約4人に1人は後期高齢者という、超高齢化社会となる予想です。

『Exciteニュース』によると、「高齢者の増加に伴い消費の傾向も変動しており、今後高齢者市場は100兆円を超えると言われ、新しいビジネスチャンスとして注目を浴び、多くの企業が高齢者市場への参入を図って」いるのだそうです。

同ニュースは、合わせて、リハビリ・機能訓練・鍼灸マッサージ等を行う訪問型治療院の経営、及びフランチャイズ本部の運営をする「株式会社からだ元気治療院」が、2017年9月末にフランチャイズ加盟店が170件突破したことを報じています。

超高齢化社会の日本で、ますますシルバー・ビジネス関連のフランチャイズの増加が予想される中、どのようなサービスを提供してくのかが、問われていくことになるでしょう。