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託児所付ワーキングスペース、FC化へ

『PR TIMES』によると、株式会社ママスクエア(東京都港区 代表取締役 藤代聡氏)が、事業展開スピードを更に加速するため、本格的にFC展開を開始。1号店には、株式会社アイ・ステーション(本社:東京都文京区、代表取締役:執行 健太郎氏)をフランチャイズパートナーに迎え、12月4日に「ママスクエア上尾ショーサンプラザ」をオープンしました。

同社ウェブサイトによると、「『mama square』の原点は、12年前に創業したボールプール等のキッズスペースとカフェスペースを併設した『親子Cafe』にあります」とのこと。

平成元年、株式会社リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)に入社した藤代氏は、10年間の営業で3500社のクライアントを担当し、その後、事業企画部、メディアプロデュース部へ異動。タウンワークの全国展開プロジェクトのプロジェクトリーダーを務めた後、37歳で退職。ちょうどその頃、虐待や子育て放棄などの悲しいニュースが多くなってきていたこともあり子どもたちが笑顔で健全に育ち、お母さんたちも楽しく子育てができるようにできないだろうか、と考えていたのだそうです。

「そしてその想いを基に独立、創業したのが、お母さんたちが子どもを遊ばせながらその横でゆっくりとお食事をしたり、時間を忘れておしゃべりを楽しめる『親子Cafe』という業態でした。これまでに『スキップキッズ』『ディアキッズ』というブランドで累計20店舗をオープンさせ、それぞれのお店でたくさんの主婦の方たちを雇用してきましたが、まじめでポテンシャルの高い女性が多いことに驚きました」

「次世代の新しいビジネスモデルとして、お母さんたちの新しいワーキングスタイルを提案する『mama square』では、子どものそばで働けるだけでなく、教育系の企業とタイアップし、お母さんたちが働いている間に、お子さん達が学べるプログラムも各種用意していきたいと考えています」と決意を語っておられます。

「ママスクエア」は、首都圏、関西、九州に17店舗を展開(2017年12月1日時点)。2015年4月、三井不動産の商業施設「ララガーデン川口」(埼玉県川口市)に、託児スペースと親子カフェを併設した「ママスクエア」をオープンした際には、応募が殺到したという。少子化といえども、働き世代の女性を支える同社の取り組みは、まだまだ需要がありそうです。