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ご当地チェーンで食べ歩き -1-

普段何気なく通っているチェーンレストラン。全国どこにでもあるお店と思っていたら、実は自分の生活圏だけで、他府県に行くと全く知られていない…ということがあります。また、そのお店の名物がてっきり全国で食べられていると思ったら、地元の人しか知らないということも。

今回は、そんなローカルなご当地チェーンの数々の中でも、特に地元の支持が高いと思われるお店をジャンル別にご紹介しましょう。

【回転寿司】

■トリトン(北海道)

回転寿司のトリトンは、北海道の新鮮なネタで有名なお店です。それもそのはず、経営母体の北一食品グループは、北海道の新鮮な食材を日本中の寿司屋に卸す、いわば北海道ネタの発信源だからです。そのキャッチフレーズは『北海道NO.1を目指して!』。東京に2店舗を出店しており、今後の広がりが期待されます。

■きときと寿司(富山)

日本海といえば、美味しい海産物が有名です。そんな中でも有名なのが富山県の氷見。そこで生まれた回転寿司が『きときと寿司』です。“きときと”というのは、地元では「ぴちぴちと新鮮な魚」を現す形容詞で、文字通り日本海の新鮮ネタを使った回転寿司を提供しています。

【ラーメン】

■おおぎや(群馬)

関東・信越エリアに59店舗。創業から40年の「おおぎや」は、みそラーメンで有名なお店です。カレーラーメンやレモンラーメンなどのユニークなメニューもあります。創業時には、有名ラーメンチェーンのフランチャイジーとして出店し店舗を増やしていったのですが、20年程経った頃にフランチャイザーの内紛により独立。そこからは末広がりという意味で「おおぎや」という屋号を使い、今に至ります。

■テンホウ(長野)

長野県に32店舗出店している「テンホウ」は、創業62年。上諏訪の小さな温泉旅館『天宝鶴の湯』を営んでいた百代おばあちゃんが、新事業を求めて上京し、秘伝の餃子を持ち帰り『餃子菜館』を開店したのが始まりです。今の社長は3代目です。

■8番ラーメン(石川)

このコラムでも以前取り上げたことがある8番ラーメン。実は、タイでは一番有名なラーメン店ですが、国内では北陸3県に集中して出店しているチェーン店です。北陸の人とタイの人にとっての「普通のラーメン」が同じというのもちょっと面白いですね。

【カレー】

■チャンピオンカレー(石川)

“チャンカレ”という愛称で呼ばれるチャンピオンカレーは、金沢カレー発祥の店と言われています。「金沢カレー」とは、ごはんが見えなくなるようにルーをかけ、その上にソースをかけたカツを乗せるもので、千切りキャベツが必ず添えられます。この金沢カレーを供するレストランはいくつかありますが、古くは同じ洋食レストランで修行をした方々が始めたものと言われているそうです。

■インデアンカレー(大阪)

石川県にも同じ名前のチェーンがありますが、これは大阪のインデアンカレーです。創業は戦後間もない1947年。今は母から引き継いだ2代目が、創業当時とまったく同じ製法で「最初は甘くて後から火を噴くぐらい辛い」カレーを提供しています。

【ハンバーグ】

■さわやか(静岡)

行列ができる程の人気を誇る「炭焼きげんこつハンバーグ」は、じゅうじゅうと音をたてながら鉄板で出てきます。しかし、そのハンバーグはまだ生焼け。中は赤い状態です。それを、鉄板に付け焼きしながら食べるのがさわやか流。お好みの焼き加減で食べる牛肉100%の肉感こそ、さわやかの人気の秘密です。

■ハングリータイガー(神奈川)

牛肉100%のつなぎを使わないハンバーグはここが発祥と言われるお店。アメリカ帰りのオーナーが車社会の到来を見越してオープンした郊外型レストランです。

いかがですか?まだまだ知らないお店が沢山ありますね。今回ご紹介したお店はほんの一部に過ぎません。また、これをご覧になった方は「地元にもっと美味しいお店がある!」と思われるかもしれません。そんな地元民の心を熱くするソウルフード。次回は意外なジャンルのローカルチェーンをご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。