FCをもっと知ろう!

店舗!工場!今、ミャンマーが熱い

ミャンマーで不動産事業を手掛けるヨマ・ストラテジック・ホールディングス(本社シンガポール)が、ミャンマー国内で「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」の店舗をフランチャイズチェーン(FC)展開する、と発表したのが2014年。1号店は2015年にヤンゴンで開かれ、ミャンマーの民主化以降、初の米外食大手の進出となりました。

『日経新聞』によると、ミャンマーでは徐々に欧米系の飲食チェーン店の進出が進んできており、KFCも現在では20店舗以上。17年5月にはアメリカンレストラン「ハードロックカフェ」が商業施設内に開業し、今年9月には米ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のミャンマー1号店がオープンしました。現地でフランチャイズ展開する運営会社ドーナツグループによると、数年以内にミャンマーで10店前後を展開する計画だそうです。

クリスピー・クリームの海外市場責任者ジェームズ・フィリップス氏は「(ミャンマーの消費者は)急速な変化を遂げていて、欧米系のブランドにも関心が高い。今が進出のタイミングだと判断した」と話す。ミャンマーは、イスラム系少数民族ロヒンギャへの迫害問題を抱えるが「政府と関わるわけでもなく大きな影響はない」とのコメントです。

一方、日本企業は、工場進出に力を入れています。福島県いわき市の婦人服製造・小売り大手ハニーズは、1本あたり2千円以下で販売する専門店「パンツワールド」を横浜や大阪など7カ所で開店していますが、同社を支えるのは、賃金が中国の6分の1で勤勉さでも定評があるミャンマーの労働者です。

スポーツ手袋のナイガイ(香川県東かがわ市)も、バゴーで稼働させた工場が好調なため増産投資も検討中とのこと。ロート製薬も、スキンケア商品などの包装を行う工場を稼働したそうです。

ミャンマーで、日本企業は「NATO」と言われてきました。 “NoActionTalkOnly”(話すばかりで何も進まない)の頭文字ですが、そんな日本企業の姿勢が今、変わりつつあるのかもしれません。

「アジア最後のフロンティア」といわれるミャンマー。店舗に、工場に、世界中から熱視線が止まりません。