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「台鉄便当」フランチャイズ化へ

日常生活にも駅弁を

台湾鉄路管理局(台鉄)が駅弁「台鉄便当」のブランド化を目指し、車内や駅以外の場所でも買えるようにフランチャイズ展開を検討していると、『Yahoo! News』が報じています。品質と味を損なわないことが前提で、提携先や提携方式などについては未定だそうです。

『ウィキペディア』によると、台湾における駅弁は日本統治時代からあり、鉄道乗車時における食堂車以外の供食サービスとして開始されました。

第二次世界大戦後、台湾を統治した国民政府は台湾鉄路管理局を設立し、1949年(民国38年)から松山駅、台北駅、台中駅、高雄駅、花蓮駅など5つの駅構内食堂の従業員による弁当の車内販売を開始したとのこと。その後、駅弁販売業者に関する規制がなかったため、駅弁販売の個人事業者が徐々に増えていったのだそうです。

ですが、1960年に台鉄は「小營」部を成立して駅弁販売業者を統合。この後駅弁は台鉄にとって鉄道輸送事業に次ぐ主要事業となっていきました。

台鉄の統計によると、駅弁の年間販売数は、初めて1000万食を突破した2016年以降、3年連続で1000万台を維持しており、18年には過去最多の1058万食に達しました。看板商品は3種類の「排骨便当」(豚スペアリブ弁当)で、売り上げの約9割を占めるのだそうです。

実は、台湾の駅弁は既に日本でも定評を得ています。再び『ウィキペディア』によりますと、2003年1月、台鉄弁当は東京の京王百貨店で催された元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で販売され、15分で700食を売り上げたというから、驚きです!

また2015年5月24日に行われた京急ファミリー鉄道フェスタ2015で販売したところ、午前中で1000食が完売。そのため、後日品川駅でも販売が行われました。

『Yahoo! News』によると、駅弁の製造工場があるのは、北部・台北、七堵(基隆市)、中部・台中、南部・高雄、東部・花蓮の計5カ所ですが、現在台北により大きいセントラルキッチンを整備中で、年末に完成予定なのだそうです。将来的には1日当たりの供給量を3000食増やせるようになる見通しとのこと。

旅情彩る列車でのお弁当タイムも楽しいけれど、フランチャイズ化によって日常生活でも駅弁を楽しめるならば、それも心躍ります。海を越えた日本でも、首を長くして待っているファンも多いのではないでしょうか?