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すき間時間フランチャイズ

寝るのは会社で、駅で働く!?

会社での空き時間にはふかふかベッドで休息の時を取り、移動時間には駅で一仕事……そんな時代の到来を感じさせるビジネスが各地で花開いています。すき間時間を狙った新たなフランチャイズビジネスの誕生も、そう遠くないかもしれません。

『ITMedia』によると、カプセルホテル大手のファーストキャビン(東京都千代田区)が、オフィスとホテルの複合施設を増やしているそうです。時間や場所によらない柔軟な働き方が増える中、会社員らの仕事場や休憩の利用を広げる狙いです。

たとえば、「ファーストキャビン京都二条城」(京都市中京区)は、イベント業を営むフジヤの本社ビルをカプセルホテル併設のオフィスに改修・増築したとのこと。

また、昨年11月に開業した「ファーストキャビンTKP市ヶ谷」(東京都新宿区)は、貸会議室大手のティーケーピー(TKP)本社の遊休スペースが活用されています。ホテル部分もフランチャイズ方式でTKPが運営し、宿泊研修ニーズを取り込むほか、TKP社員がシャワーや仮眠で常時使えるようにし、多様な働き方に対応しています。

一方、JR東日本が提案するのは、電話ボックス型のシェアオフィス「STATION BOOTH」。

まずは東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅に設置し、移動の多いビジネスパーソンなどの利用を見込み、料金は15分区切りで設定されています。予約には会員登録が必要ですが、空いているブースがあれば予約不要で利用できます。

『Exciteニュース』によると、「働き方改革や時間価値向上といったトレンドと、駅をもっと良くしたいという思いが重なったのがシェアオフィスだった」ということです。都会を動き回るビジネスパーソンが移動拠点の駅でも働けるようになれば、「もう1件追加でアポイントメントを取る」「移動時間を有効活用して仕事を早く終わらせる」といったことが可能になると考えたのだそうです。

『ItMedia』によると、東京地下鉄(東京メトロ)と富士ゼロックスも昨年6月1日から共同で、都内の駅構内で簡易ワークスペースを運営する実証実験を行っており、好調とのこと。室内に机・椅子・液晶モニター・Wi-Fiを備えたブースを、南北線の溜池山王駅と千代田線の北千住駅に設置した結果、30~40代のビジネスパーソンがテレワーク環境として利用するケースが相次いだといいます。

場所や時間を選ばない働き方がさまざまに展開している昨今。今後は、どんなすき間時間フランチャイズが飛び出すのか、目が離せません。