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国境を超えた美容室FC

秋田からマレーシアへ

秋田県を中心に、美容室「ヘアポジション」などをFC展開する「RBアドバンス」。2019年6月と10月にマレーシアの首都クアラルンプールで2店を出すなど、海外展開に力を入れています。

『秋田魁新報』によると、「RBアドバンス」は2004年に潟上市天王に1号店となる美容室を開業しました。2016年までは県内を中心に展開していましたが、人口減の進展を見据えて2017年には事業をエステやネイルサロンなどにも広げ、美容全般を視野に入れ始めました。

今回の海外展開に関して、杉本公彦社長(51)は「秋田に拠点を置く企業が海外でも稼げるビジネスモデルをつくりたい」と意気込んでいると報じられています。

同社ウェブサイトによると、企業理念に「誠実」「情熱」「向上心」「チームワーク」を挙げており、社名の「RB」は「レボリューションビューティー」で美容業界の革命、「アドバンス」は前進を意味しているのだそうです。名は体をなすと言いますが、誕生の時から、業界に新しい風を吹かせたいという心意気があったのでしょう。

2015年7月10日付けの『産経新聞』によれば、杉本社長は、母親が美容師だが自身は違うとのこと。東北福祉大(仙台市)を卒業後、美容室専門化粧品メーカーの山形営業所長や秋田営業所長を務めた後、脱サラしたのだそうです。

同記事では、経営における2つの特徴をあげています。1つは、「お客さま目線」にこだわる点。「美容室に通っていると、髪形を変えたくても、美容師に言いにくいという雰囲気がありますね。だから、うちは初来店でなくても、まずカウンセリング席でお客さまの希望を十分伺います」と杉本社長は語っておられます。

もう1点は、技術の安定化です。「店によって、人によって“当たり外れ”があってはいけません。カリスマ美容師は必要ありません。教育カリキュラムをしっかり作って、全てのスタッフがお客さまに満足していただける技術を提供できるように努力しています」とのことです。

2015年当時から「日本の美容室には世界に冠たる技術とおもてなしがあります。これは他国にはまねできません。企業として確立できれば、世界に打って出ることができます」と語っていた杉本社長は、すでに海外展開を視野に入れていたようです。

美容界におけるクールジャパンは、マレーシアでどのように受け入れられるでしょうか。