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循環型社会のフランチャイズ

リフォームの心で目指す『人間と環境の共生』

人類が地球上で長く生活していくために、循環型社会を目指さなければならないと言われ始めたのは、20世紀後半でした。その流れをいち早くキャッチし、流通大手のイオングループの一員として1986年に産声を上げたのが、「株式会社リフォームスタジオ」です。

『人々は、大量消費・大量廃棄から脱皮し、人間と環境が共存・共生する真に豊かな社会を求めています。 それは、日本が将来にめざすべき社会として提唱している、環境保全のための循環型社会に他なりません。私たちリフォームスタジオ株式会社は、この時代の流れをいち早くキャッチして、 ’86年より洋服のリフォームサービスショップ「マジックミシン」と、 靴と合鍵のメンディングショップ「ミスタークラフトマン」を事業化。』(公式ホームページより)現在、フランチャイズ店舗数は全国に709店舗に上ります。

リフォームスタジオのコーポレートアイデンティティは、「手の持つ技術と温もりで、新たな価値を創造し提供する企業」。コーポレートビジュアルは、柔らかく広げる手をモチーフにしたものです。そして、「手の技術でなおす」を合言葉に、事業を二つの柱で展開しています。

第一の柱は「リフォーム事業」です。

この事業のブランドは、「マジックミシン(洋服のお直し)」と、「Onaoshi plus(オナオシプラス)」の二つ。どちらも服のリフォームを行う店ですが、オナオシプラスの方では、ダウンやレザーなどの特殊アイテムの取り扱いや、リフォームをもっと進めたリメイクやオーダーメイドを取り扱っています。

オナオシプラスの合言葉は「買わなくていい 変えればいい」。いわゆる洋服のお直しを中心としたマジックミシンよりも、お客様の「こだわり」を大切にするブランドと位置付けられています。

第二の柱は「リペア事業」です。

リペア事業は「Riat!」「ECO CRAFT」「靴修理と合鍵の店ミスタークラフトマン」の3ブランドで展開しています。外出中に靴の踵が取れてしまった時などに、ミスタークラフトマンのマークを見つけて、「助かったー」と思った経験ありませんか?Riat!含め、リペア事業の各ブランドでは、今すぐリペアが必要なスピード対応はもちろん、靴やバッグのクレンジング(クリーニング)やカラーリングなど、いつまでも使い続けたいお気に入りの靴やバッグの寿命を延ばすための様々なサービスを行っています。

さて、これらのリフォーム・リペア事業は、全国のフランチャイズ加盟店により実施されているのですが、その加盟方法にも特徴があります。

たとえば、Riat!に加盟する場合『約136万円の開業資金があればOK。店舗の開発、敷金、店装、什器、家賃などは当社が負担します。』(HPより)だとか。この136万円の内訳を見ると、約半分は材料代(仕入れ)で、3分の1は技術研修料です。保証金や加盟金はありません。リペアの技術を20日間研修する費用と開業に必要な材料を購入すれば、あとは開業時のみに必要な販促費だけで自分の店をオープンできる仕組みなのです。

「循環型社会」への一層の努力が求められる昨今。今後も大きく伸びるビジネスとして、注目したいと思います。