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子供プログラミング教室あれこれ

2020年4月より、公立小学校でプログラミング教育が必修化されます。文部科学省の発表によると、プログラミング教育必須化の狙いとは、これからの時代を生きる子供たちに、「情報活用能力」を伸ばすことだそうです。そして、その活用のための知識や技能を伸ばすだけでなく、論理的な思考力や判断力を養うことも目的とされています。

さて、このような動きの中、私たちの周りには多くの「子供向けプログラミング教室」がオープンしています。しかし、算数や国語を習うのと違い、小学校でどのような授業が行われるのかはまだわかりません。そこで、それぞれの教室では独自の方法により、文部科学省の考える子どもの力を伸ばそうと工夫を凝らしています。

今回は、フランチャイズ方式で各地に展開している「子供向けプログラミング教室」を二つご紹介し、その異なるアプローチをご紹介しましょう。

1.ヒューマンアカデミー子供プログラミング教室

専門学校としても長い歴史を誇るヒューマンアカデミーが展開する子供プログラミング教室です。小学3年生から参加することができます。

1年間のカリキュラムで、まずは操作→プログラミング【言語:Scratch(スクラッチ)】→プログラムの改修→発表 という3か月6回の授業サイクルを繰り返します。最初の段階で興味を無くさない様に、謎解きゲームから始める工夫など、子供の教室らしい工夫が凝らされています。

2年目、3年目のコースになると、より子供の主体性を引き出すカリキュラムが用意されており、本格的なプログラミングを学べる様にステップアップして行きます。

ヒューマンアカデミーには、この子供プログラミング教室のほか、開講10年のロボット教室があります。全国に1400教室24000人を誇るこのロボット教室では、ロボット教室全国大会が毎年開催されています。

『ヒューマンアカデミーロボット教室で行うロボット製作やプログラミングは、そもそもがSTEM=科学、技術、工学、数学を総合した学びです。小・中学校の理科や算数で学習する内容に現時点でも対応しています。2020年のプログラミング必修化に向けては、いち早く、タブレットによるプログラミングを教えるコースを新設するなど、カリキュラムを進化させています。』というホームページのメッセージには、長年取り組んできたIT教育に関する自信がうかがえます。

2.トライ式プログラミング教室

全国340教室のトライ式個別教室で受講可能で、小学1年生から6年生が対象です。全24回のカリキュラムでロボットを実際に動かして、それを発表するところまでを学びます。

実は、このカリキュラムで使用されるロボットと動かすための言語は、ソニー・グローバルエデュケーションが開発した“KOOV”で、トライグループ以外に「個別指導Axis」でも使われています。

『KOOV(クーブ)はブロックで自由な「かたち」をつくり、「プログラミング」によってさまざまな「動き」を与えて遊ぶロボット・プログラミング学習キットです。ロボット制作の体験を通じて、子どもたちの探究心や創造力、未来を切り拓く思考力を育みます。』(ソニー・グローバルエデュケーション)

KOOVは、サイト上で学習コースが公開されており、ユーザ一人でも学べる環境が準備されています。また、法人向けにクラス管理などの授業用パッケージも公開されており、ライセンスを購入することで教室を開講したり運営したりすることができます。

独自カリキュラムを作ることができるため、トライグループやAxisで採用されるような独自カリキュラム+個別指導の組み合わせを実施することが可能になっています。

情報化社会を迎え、これからの子供たちにはプログラミングという新たな課題が課せられます。楽しく学び、子供の想像力が大きく伸びるのを期待したいと思います。