フランチャイズ界のフルーツ人気
街中でも、よくフレッシュジュースのスタンドを見かけるようになってきました。フランチャイズの世界でも、フルーツ人気が高まりを見せています。
株式会社 レモネード・レモニカ(代表取締役:河村 征治氏)は、オリジナルレシピのレモネード専門店「LEMONADE by Lemonica」を2016年3月に石川県金沢市に出店。2018年からフランチャイズ展開をスタートし、2019年12月末までに計34店舗を出店しています。
レモネード専用の自社工場を設立し、体制が整ったことから2020年100店舗展開を視野に入れて加盟募集枠を拡大しました。
同社ウェブサイトによると、原料となるレモンは時期ごとの旬のレモンを世界中からベストな状態で集めるとことから始まるとのこと。使用している生レモンは、ノンケミカルレモンで、防かび剤(防ばい剤)は使用しておらず、産地は、カリフォルニア、ニュージーランド、日本(福岡県、佐賀県、熊本県、宮城県、愛媛県)なのだそうです。
丁寧に一つずつ手作業で加工し、特別な抽出方法で非加熱でフレッシュな状態を保ったままレモネードベースを作り上げるとのことで、こだわりが行間からにじみ出ています。
一方、平和堂は、「くだものかふぇ」(大分県宇佐市)が展開するフレッシュジュース専門店のフランチャイズ事業に乗り出します。「ケンタッキーフライドチキン」や「リンガーハット」などをFC加盟店として運営している子会社のシー・オー・エム(滋賀県彦根市)が、ブランド「くだものかふぇ」のFC権を取得しました。
「くだものかふぇ」は、契約農家が生産した果物を使った無添加の絞りたてジュースを提供していますが、九州を中心にくだものかふぇの直営とFC店を合わせて28店舗が展開されています(2020年2月12日時点)。
シー・オー・エムは2月19日、同社として1号店となる「くだものかふぇ アル・プラザ草津店」(滋賀県草津市)を平和堂が運営する総合スーパーのフードコート内に出店しました。
「くだものかふぇ」ウェブサイトによると、「『まるで旅するジュース屋さんだね』と、言われたことがあります」とのこと。「それは私たちが日々、本当に美味しい果物に出会うため、九州を中心に各地の生産者さんを訪ね歩いているから。そうして出会った素晴らしい生産者のみなさんを、このページでご紹介させていただきます」として、生産者の方々の顔写真が掲載されています。
顔の見える生産者が作った、こだわりの果物ジュースFC。消費者の反応やいかに?