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ヌン活って知ってる?コロナ禍に負けない人気の秘密

英国貴族の優雅なお茶会?

「ヌン活」という言葉をご存知だろうか。

「もちろん!週に3回は行ってます」という人もいると思うが「ヌン活?ヌンとは何ぞや??」と困惑する人も少なくはないだろう。

そんなちょっと不思議な語感の「ヌン活」、実は「アフタヌーンティーを楽しむ活動」のことらしい。

「アフタヌーンティー」と言えば、もともと老舗ホテルなどで行われていたサービスで、イギリス上流階級風の午後のお茶(スコーンやプチケーキ、一口大の小さなサンドウィッチなどを3層になった独特のプレートに盛り、紅茶とおしゃべりを楽しむ)を再現したもの。東京で初めて本格的なアフタヌーンティーを提供したのは東京椿山荘だと言われている。

非日常の優雅な時間が味わえると女性に人気があったのだが、ここに来てその人気に拍車が掛かっているというのだ。

自粛自粛で過ごしてきて、贅沢をしたい気持ちが人々の間に高まってきている昨今。
しかし、まだ夜の外出ははばかられるというジレンマを解決するのが「ヌン活」なのだ。

豪華な茶器で楽しむ香り高い紅茶や、可愛いプレートに盛られた小さなお菓子はSNS映えも鮮やかで、昼間にゆったりとプチ贅沢を楽しんでストレス解消もバッチリ。

今までの女子人気に加えて、夜の接待がしにくくなったビジネスマンが商談に使うなど、客層も多様化しており、まだまだ「ヌン活」の勢いは止まらないようだ。

皆さんもお気に入りの「ヌン活スポット」を開拓してみてはいかがだろうか。