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話題の買取ビジネスにフランチャイズで参入する!

「持続可能な開発目標(SDGs)」が追い風

数年前からよく聞くようになった「持続可能な開発目標(SDGs)」。

何となくSDGs(Sustainable Development Goals)という言葉は聞いたことがあるしエコトレンドの一環だと認識しているけれど、はっきりとした言葉の意味は知らないという人も多いのではないだろうか。

「持続可能な開発目標(SDGs)」とはこれからの未来のため、次の世代のために貧困や飢餓や暴力を撲滅し、地球環境や資源が守られた状態(ずっと持続して行ける状態 ーSustainableー)で経済を発展させることを目指すという、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された目標である。

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の中古市場(3R)はまさにこの概念にぴったりのマーケットだと言える。

なかでも物の形を変えることなく再利用するリユースは、我々が一番簡単に日常的に取り組むことのできる方法だ。

中古・リユースビジネスに関する専門新聞「リサイクル通信」による『リユース業界の市場規模推計2021(2020年版)』では、2020年の市場規模は前年比2.5%増の2.4兆円となり、同社が調査を始めた2009年以降11年連続で成長しているという。

ここ2年間は新型コロナの影響で成長スピードが減速した感があるが、今後も市場の拡大トレンドは変わらないと見られ、2022年には3兆円規模となる模様で2025年は3.5兆円に拡大すると予測している。

低迷していると言われる日本経済において、リユース市場は希少な成長市場なのだ。

そんなリユース業界の入り口とも言える買取ビジネスのメリットは、業界全体の成長性に加えて、ランニングコストを抑えられる点にある。

基本的に買い取るだけで、その場で販売することはないので非常にコンパクトな面積の店舗で開業することが可能なため、家賃や光熱費が少なくて済む。また、オーナーひとりで店舗運営が可能なため、一番大きなランニングコストである人件費も抑えられる。

とは言え、古物を扱うことになる訳で未経験の個人がいきなり起業するにはハードルが高い業界でもある。

そこでオペレーションが確立されており、マニュアルや研修などのフォローが手厚いフランチャイズに加盟して起業するという選択肢が見えてくる。

フランチャイズでこの事業に参入する場合は、先に述べたランニングコストを抑えられるというメリットに加えて、素人ではかなり難しいとされる商品の査定をオンラインで本部が行ってくれたり、販路の確保も本部が行うため買い取った商品を本部に送るだけで換金できるシステムがあったりとかなりハードルが低くなることが多い。

※開店後のフランチャイズ本部のフォローの方法や有無は各本部によって異なるため、加盟前に資料請求したり説明会に参加して十分納得してご検討いただきたい。